奏劇vol.2 Trio ~君の音が聴こえる
  • 言葉が旋律に 音が言葉となり一つの世界を紡ぐ音楽と言葉を結ぶ“奏劇”という新しい舞台芸術のカタチ。
    互いに寄り添いながら育った三人、それはまるで3つの音で鳴り響く和音のように。


    日本を代表する作曲家 岩代太郎が、これまでの活動と一線を画し、新たなフィールドでクリエーションを行いたい、と発案したプロジェクトが“奏劇”です。
    「演劇」と「演奏」で、ひとつの空間に「言葉」を創り出したい。音楽が雄弁に言葉を語り、そして台詞がその音となり、岩代が描いた音楽と共に一つの物語の世界を観客に届ける、そんな舞台芸術のカタチを“奏劇”と名づけました。演じるように奏で、奏でるように演じる、新しいカタチの朗読劇。

    「人には誰にも音があり、私は相手の印象をハーモニーで感じ取ろうとすることがある」と岩代太郎は言います。この言葉から発想を得た第二弾。タイトルは「Trio ~君の音が聴こえる」です。
    親に捨てられ孤児院で育った三人、サムとトムとキム。兄弟のように育った三人が大人となり、子供の頃から抱えて続けた心の傷と向き合あうことは、彼らにとって明るい未来のためなのだろうか、それとも・・・。大人になった彼らは再びあの頃のハーモニーを取り戻すのだろうか?
    バンドネオン、チェロそしてピアノのトリオで奏でられる音色と俳優が紡ぐ言葉が一つになる舞台。乞うご期待ください。
OUTLINE作品概要
言葉が旋律に音が言葉となり一つの世界を紡ぐ音楽と言葉を結ぶ“奏劇”という新しい舞台芸術のカタチ。
いよいよ第2章が始動。

 日本を代表する作曲家 岩代太郎。「キネマの神様」「新聞記者」「Fukushima50」「MOTHER マザー」「レッド・クリフ」といった数々の映画作品を音楽を手がけていた岩代太郎が、これまでの活動と一線を画し、新たなフィールドでクリエーションを行いたい、という想いのもとに発案したプロジェクトが『奏劇』です。
言葉では伝えきれないことを、音楽の力によって表現してゆく。ミュージカルやオペラにように歌であらわすのではなく、あくまで物語をベースに、言葉と音楽で全体を構成してゆく。ストラヴィンスキーとラミューズが「兵士の物語」を作ったように、あるいはR シュトラウスがテニスンの長編詩で「イノック・アーデン」を作ったように。
「演劇」と「演奏」で、ひとつの空間に「言葉」を創り出したい。音楽が雄弁に言葉を語り、そして台詞がその音となり、岩代が描いた音楽と共に一つの物語の世界を観客に届ける、そんな舞台芸術のカタチを“奏劇”と名づけました。
演じるように奏で、奏でるように演じる、新しいカタチの朗読劇。
もちろん音楽はライブパフォーマンス。俳優同士がその息遣いを感じながら演じるのと同じく、演奏家も俳優の息遣いを感じながら・・・。

互いに寄り添いながら育った三人、それはまるで3つの音で鳴り響く和音のように。
「人には誰にも音があり、私は相手の印象をハーモニーで感じ取ろうとすることがある」と岩代太郎は言います。この言葉から発想を得た第二弾。タイトルは「Trio ~君の音が聴こえる」です。
親に捨てられ孤児院で育った三人、サムとトムとキム。兄弟のように育った三人が大人となり、子供の頃から抱えて続けた心の傷と向き合あうことは、彼らにとって明るい未来のためなのだろうか、それとも・・・。大人になった彼らは再びあの頃のハーモニーを取り戻すのだろうか?

三宅健×藤木直人×大鶴佐助
心理カウンセラーとなったトムを演じるのは藤木直人。その活動は俳優活動にとどまらず、今夏コンサートツアー”L-Fifty”を行い、音楽活動にも力を注いでいる。そしてトムとサムから孤立し、突如二人の前に舞い戻ったキムを成長著しい大鶴佐助、そして人の心の模様を「音」で感じとる才能を持つサムを三宅健がナイーブで繊細な役に挑みます。三者三様の個性がそれぞれの音を放つとき、舞台ではどんなハーモニーが聞こえてくるのか大いに期待したいところです。

岩代太郎がつくり出すトリオはバンドネオンとチェロの響き
奏劇は物語と音楽が切り離すことのできない舞台です。今回その「言葉」をライブで演奏するのは、第33回国際ピアソラ・コンクールで日本人初、史上最年少で準優勝を果たし、バンドネオン界の新風・三浦一馬、そしてバッハからジャズ、タンゴ、ポップス、自作自演までジャンルを超えた演奏活動を展開するチェリストの西谷牧人ともに岩代太郎が自ら作曲した楽曲を彼らとともにピアノで参戦します。なんとゴージャスなミュージシャン!
バンドネオン、チェロそしてピアノのトリオでの生演奏、乞うご期待ください。

<あらすじ>
サム(三宅健)は幼い頃から周囲とはどこか違っており、自分の気持ちを言葉で表すよりもピアノを弾いて音楽で語りかけた。そして人の悲しみ、喜びや痛みを「音」で感じ取り、彼はピアノを通して音で表現するのだった。ピアノを通して人の心を描写することができるサム。サムは孤児院で育った。同じ孤児院で育った仲間にトムとキムがいる。3人は兄弟のように慈しみ合う、そんな関係であった。
トム(藤木直人)は心理カウンセラーとなった。そしてサムはトムの行うカウンセリングのサポートをしている。トムの元に訪れる人々はトムのカウンセリングと共に、サムが感じ取る患者たちの心の音色によって心を開き、癒されてゆくのだった。
トムの診療所には様々な人が訪れる。若い頃、娘を産み捨てた大金持ちの企業家(サヘル・ローズ)や、愛を見失い、歌えなくなった歌手(黒田アーサー)。そんな患者たちはトムのカウンセリングとサムの奏でるピアノの音色で心を開き、癒されていくのであった。
そんなある日、ニュースが飛び込んでくる。自殺者が急増していると。自ら命を絶つ人々がたえないというこのニュースは少なからず、カウンセラーを生業としているトムにとっては気になるニュースであった。そんなニュースには自分がカウンセリングを行なった患者の名前もあった。
どんどん増える自殺者たち。そんなニュースに心を痛めていたある日、突然二人の前に数年ぶりにキム(大鶴佐助)が戻ってきたのだった・・・。幼少期を懐かしむ三人だったが、キムが戻ってきた本当の目的は一体・・・。
COMMENT & PROFILEコメント&プロフィール
岩代太郎 コメント
常日頃から数多くの映画作品において、
「演じるように奏でる音楽」を綴りたいと願うようになった私は、
「奏でるような演技」に魅了されることも多々ございます。
そんな私だからこそ、でしょうか。
この両者をコンセプトとした新しい舞台芸術にも探求心を抱くようになりました。
そんな志を「奏劇」と名付けたのです。
「演じるように奏で、奏でるように演じる。」
そんな新しい舞台芸術が息吹く喜びを、多くの皆様と共に分かち合い、
21世紀ならではのレボリューションへと昇華させたいのです。
「何故、そこに音楽が必要なのか」
作曲家が生涯をかけて問いかける果ての先に、どうかご期待下さい

三宅健 コメント
プロットを読んだ段階で、とても刺激的な戯曲になると感じていました。
音楽家の方々は楽器を奏でる、役者陣は声を楽器として台詞と物語を奏でる。
同じ舞台上に、音楽家と役者が立つことで
ある種、表裏一体となり、
演奏者と役者で1人の人間を演じる。
新しい形の表現に出会えることをとても光栄に思います。
僕自身も一体全体どう言う作品になるのか全く見当がつかないので、今からワクワクと心を躍らせています。
観に来てくださる皆様には、得体の知れないこの作品の目撃者となっていただければ幸いです。

藤木直人 コメント
原案・作曲の岩代太郎さんとは相当前ですが、ドラマでご一緒させていただいたことがあります。奏劇は、非常に贅沢な試みですよね。生でミュージシャンの方が演奏してくれるので、普通の朗読劇ではないというか、なにか化学反応が起きるんじゃないかと思います。また、岩代さんも出演されるとのことなので、まさか共演できるとは!と楽しみです。作品に素晴らしい音楽をつけて下さって、より一層作品を高みに導いてくださる心強さはありますけど、同じステージに立つというのは想像つかないので、ステージ上の岩代さんも楽しみです。
非常に複雑だし、難解だけど、きちんと観に来て下さる方々に分かりやすく届けなければいけないな、と感じています。せっかくクリスマスシーズンにできるということなので、みんなが楽しみに来てほしいし、来て下さる方の期待を裏切らない素敵な時間を提供したいと思います。

大鶴佐助 コメント
お芝居の仕事は自分にとって一番嬉しいお仕事なのですが、最近はいろんな先輩方と共演させていただく機会が多く、そのカンパニーのメンバーと一つの作品を作ることに対して、自分でも柔軟性が出てきたかな?と現場が終わるたびに感じています。今回共演させていただく三宅健さん、藤木直人さんは、お二方とも年齢もキャリアも先輩ですが、役柄的には幼馴染という心の部分では近しいところで芝居をしなければならないので、今の時点ではわかりませんが、純粋ゆえの狂気をお二人がどう演じられるのか、そこに入って自分がどんな芝居をするのか、どう噛み合っていくのかが楽しみです。
プロットを読んだ感じでは、生演奏に助けられるというか、多重構造的な作品なので、リーディングとはいってもお芝居ではあるし、生演奏もあるので、どこにたどり着くのか、自分としてもとても楽しみです。

黒田アーサー コメント
この度、音楽と言葉を結ぶ新たな舞台「奏劇」に
素晴らしい演者の皆さまとご一緒できる事が何よりも楽しみです。
そして台本を読んでみても、奥深くて、どのような作品なるのか楽しみで仕方がありません。
新たなチャレンジをさせて頂く事にワクワクしておりますし、
期待を裏切らない作品ですので、観に来て下さる皆さまには楽しんで頂きたいです!

サヘル・ローズ コメント
コトバを紡ぎ、コトバと繋がる。生まれ変わるなら、『コトバ』になる。これは、私の夢。
生まれたてのコトバと生まれたての音楽が交わる。
素晴らしい皆様と共に全身全霊で挑みます。
また、私は日本語が母語ではないですが、国籍の壁を越えていく事にも挑戦をしたいです。
私のコトバが月夜に浮かび上がりますように。

三浦一馬 コメント
音楽や演劇をはじめ、アートというジャンルは、常々その「枠組み」というものを意識しすぎるが故か、ひとつひとつが分断して扱われることも多い。物事が細分化してこそ洗練されていくという側面もあるのだろうが、本来はもっと多様性があるものではないだろうか?この総合芸術としての舞台「奏劇」で、どのような世界が拓けていくか…どうぞご期待ください。

西谷牧人 コメント
この度、奏劇「Trio」に「音楽のTrioの1人」として参加させて頂くことになり、ワクワクが止まらない。青春時代に夢中で観ていたドラマや映画の音楽を作られたのが岩代太郎さんで、その音楽を自分でピアノで弾いてみては世界観に浸っていた事がある。今回、岩代さん、三浦一馬さん、そして素晴らしい出演者の皆さんとの共演の舞台、チェロを続けてきて良かったと喜びを噛み締めている。

出演者プロフィール

三宅健 (みやけ・けん)
1995年V6のメンバーとして「MUSIC FOR THE PEOPLE」でCDデビュー。音楽活動を中心に、テレビ・舞台などで活躍。現在は、「みんなの手話」(NHK Eテレ)ではナビゲータを務め、ラジオ「三宅健のラヂオ」(bayfm)にレギュラー出演。16年にNHK Eテレ「みんなで応援!!リオパラリンピック」メインパーソナリティー、21年にNHK総合「東京2020オリンピック みんなでハイライト」のメインパーソナリティーを務めた。2022年10月5日、1st mini ALBUM『NEWWW』をリリースし、ソロ音楽活動をスタートさせる。また、「Ken Miyake NEWWW Live Tour 2022」として全国8ヶ所でのツアー開催も決定。近年の主な出演作に、【ドラマ】『黒鳥の湖』(21・WOWOW)、『セミオトコ』(19・EX)、『トットちゃん!』(17・EX)、【舞台】『陰陽師 生成り姫』(22)、『藪原検校』(21)、六本木歌舞伎【第三弾】『羅生門』(19)、『二十日鼠と人間』(18)、『滝沢歌舞伎』(16・17・18)などがある。

藤木直人 (ふじき・なおひと)
早稲田大学理工学部在学中に映画『花より男子』花沢類役に抜擢され、95年デビュー。その後も、フジテレビ系「ナースのお仕事」シリーズ、日本テレビ系「ホタルノヒカリ」シリーズ、フジテレビ系「ラスト・シンデレラ」、「嘘の戦争」など数多くの話題作へ出演。舞台では2008年に初舞台を踏み、その後出演した蜷川幸雄演出の『海辺のカフカ』ではワールドツアーを経験。蜷川氏の最後の演出作となる舞台『尺には尺を』では主演をとつめた。またまた、役者活動と並行して音楽活動も精力的に行う。全国ツアーでのライブ本数は250本以上を数える。2006年、2007年には2年連続で武道館での単独ライブ、2017年には香港、台湾、上海などのワールドツアーなども行い多くのファンが駆けつけた。【ドラマ】『恋なんて、本気でやってどうするの?』(22・KTV系)、『なつぞら』(19・NHK)、『グッド・ドクター』(18・CX)、【映画】『夏への扉―キミのいる未来へー』(21)、【舞台】『グッドバイ』(20)、『魔都夜曲』(17)などがある。

大鶴佐助 (おおつる・さすけ)
2005年、映画『ガラスの使徒』でデビュー。数々の話題作大作に出演を果たし、初々しくも伸びやかで変幻自在の愛嬌にあふれた魅力に、演劇界の熱い注目が注がれている。近年の主な出演作に【ドラマ】『ネメシス』(21・NTV)、【映画】『劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ!~映画になってちょーだいします~』(20)、【舞台】『気づかいルーシー』『パンドラの鐘』『僕は歌う、青空とコーラと君のために』『シラノ・ド・ベルジュラック』(22)、『ともだちが来た』『リボルバー~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~』『ピサロ』(21)、『両国花錦闘士』『ボクの穴、彼の穴。』『いかけしごむ』『ピサロ』(20)、『あれよとサニーは死んだのさ』『エダニク』『Mann ist Mann -男は男だ-』(19)、『豊饒の海』『吸血姫』(18)などがある。

黒田アーサー (くろだ・あーさー)
1982年、ドラマ『名犬ゴローの冒険 ビバ!カナダ』で俳優としてデビュー。NHK大河ドラマ『徳川慶喜』、『仮面ライダー龍騎』など数多くの有名作品に出演。俳優業にとどまらず、バラエティ番組やモノマネ番組にも出演。最近ではメガネブランド「Arthur K.」のプロデュースなど、俳優業以外にもマルチな才能を発揮している。主な出演作に、【映画】『エリカ38』(19)、『殺る女』(18)、【舞台】『令和版!!そして龍馬は殺された』『素敵なカミングアウト』(21)、『僕は魔法が使えない?』(18)などがある。

サヘル・ローズ (サヘル・ロ-ズ)
高校生の時から芸能活動をはじめ、舞台『恭しき娼婦』では主演を務め、映画『西北西』や主演映画『冷たい床』はさまざまな国際映画祭で正式出品され、イタリア・ミラノ国際映画祭にて最優秀主演女優賞を受賞。映画や舞台、俳優としても活動の幅を広げている。芸能活動だけでなく、支援活動にも力をいれており、国際人権団体NGOの「すべての子どもに家庭を」の活動では親善大使を務めた。公私にわたる福祉活動が評価され、2020年にはアメリカで人権活動家賞も受賞。主な出演作に、【映画】『女たち』『ターコイズの空の下で』(21)、【舞台】『グッドピープル』(21・19)、『五稜郭残党伝』『陰獣INTO THE DARKNESS』(19)などがある。

三浦一馬 (みうら・かずま)/バンドネオン
10歳よりバンドネオンを始め、小松亮太に師事。2006年別府アルゲリッチ音楽祭にてバンドネオン界の最高峰ネストル・マルコーニと出会い、その後自作CDの売上で渡航費を捻出してアルゼンチンに渡り、現在に至るまで氏に師事。2008年国際ピアソラ・コンクールで日本人初、史上最年少で準優勝。2014年度出光音楽賞を受賞。2017年自らが率いる室内オーケストラ「東京グランド・ソロイスツ」を結成。2018年には、CD「Libertango」のリリース記念を兼ねた全国11か所を回るキンテート・ツアーを成功に導く。NHK大河ドラマ「青天を衝け」の大河紀行音楽演奏を担当するなど若手実力派バンドネオン奏者として各方面から注目されている。

西谷牧人 (にしや・まきと)/チェロ
松本に生まれ、奈良に育つ。東京藝術大学、同大学院、米国インディアナ大学を修了。これまでに河野文昭、堤剛、ヤーノシュ・シュタルケルの各氏に師事。兵庫芸術文化センター管弦楽団の創設メンバーを経て、2008〜2019年まで東京交響楽団首席チェロ奏者を務める傍ら、東京藝術大学非常勤講師として後進の指導にもあたる。2013年度青山音楽賞受賞。2015年、ヴァイオリン奏者清水泰明氏と自作自演弦楽ユニット「清水西谷」を結成し、アルバム「KODO」にてデビュー。現在は、バッハから現代音楽、ジャズ、タンゴ、ポップス、自作自演までジャンルを超えた演奏活動を展開している。2022年6月、初ソロアルバム「STORY」をリリース。


スタッフプロフィール

【原案/作曲】 岩代太郎 (いわしろ・たろう) /ピアノ
作曲家・音楽プロデューサー。東京芸術大学大学院修了。以後30年以上に渡り国内外を問わず、映像音楽制作を中心に活動。映画「血と骨」「春の雪」「蝉しぐれ」「利休にたずねよ」「Fukushima 50」「キネマの神様」で日本アカデミー賞優秀音楽賞、「闇の子供たち」で毎日映画コンクール音楽賞、「Red Cliff 1&2」で香港金像奨最優秀音楽賞などを受賞。他に映画「殺人の追憶」「聯合艦隊司令長官 山本五十六」「許されざる者」「The Crossing 1&2」「ミュージアム」「Manhunt」「あゝ、荒野」「空母いぶき」「新聞記者」「MOTHER マザー」「ヤクザと家族」「前科者」など、現在までに70作品以上の映画音楽を手掛けてきた。TVでもNHKスペシャル、NHK 連続テレビ小説「あぐり」、大河ドラマ「葵・徳川三代」「義経」など多数を手掛けている。東日本大震災の復興支援事業音楽プロジェクト「魂の詩」や、新型コロナ感染拡大に際しての音楽啓蒙活動プロジェクト「Kizuna Piano」、さらには今夏よりNPO法人「オトブミ集・絆」の発起人として社会貢献活動にも取り組む。2018年より、本公演でもある演劇と演奏の新しいカタチの舞台作品「奏劇」を企画。既成のジャンルやスタイルにこだわらない、多角的な創作活動に取り組んでいる。人生におけるモットーは、「嘘つきとケチにはならない」「衝動こそが才能の入口」「心在るところに音楽は宿る」「文化と教育が国の将来をカタチ創る」。

【脚本】 土城温美 (どき・はるみ)
早稲田大学卒業後、劇団ジーモ・コーヨ!を旗揚げ、代表を務める。近年の主な脚本作品は、【映画】『カラダ探し』(22)、『すくってごらん』(21)、『そらのレストラン』(19)、【テレビ】『パンドラの果実」(22・NTV)、「モトカレ←リトライ」(22・MBS)、【舞台】奏劇『ライフ・コンチェルト』(18)、【WEB・ネット配信】Netflix『攻殻機動隊 SAC_2045』(22・20)ほか。主な上演台本・演出作品は、【舞台】朗読劇『『吸血鬼ドラキュラ~Eternal Love』(22)、朗読で描くミステリー『アルセーヌ・ルパン〜ああ、哀しき怪盗紳士』(21)、朗読で描くミステリー『シャーロック・ホームズ~特別なあのひと』(21)、ミュージカルライブ『I Love Musical』シリーズ(18・19)ほか。

【演出】 深作健太 (ふかさく・けんた)
成城大学卒業後、助監督としてさまざまな作品に参加。2000年に『バトル・ロワイアル』で、脚本とプロデュースを務める。その続編『バトル・ロワイアル II~鎮魂歌(レクイエム)~』(03年)では、クランクイン直後に逝去した実父・深作欣二監督の後を継承し、映画監督デビュー。その後、演劇、オペラ、テレビドラマ、コンサートなど、ジャンルを越えて活躍の場を広げている。主な演出作品は、【映画】『夏休みの地図』(13)、『僕たちは世界を変えることができない。』(11)、『同じ月を見ている』(05)、【舞台】『ドン・カルロス』(21)、『火の顔』(21)、オペラ『フィデリオ』、(20)、音楽劇『夜のピクニック』(20)、橋爪功リーディングシアター『TERROR-テロ-』(19)、奏劇『ライフ・コンチェルト ある教誨師の物語』(18)、『罠』(17)、『スルース~探偵~』(16)ほか。
CAST & CREATIVEキャスト&クリエイティブ
原案/作曲_岩代太郎 脚本_土城温美 演出_深作健太 
美術_久保田悠人 衣裳_ゴウダアツコ 照明_倉本泰史 音響_長野朋美 舞台監督_藤本典江

出演_三宅健 大鶴佐助 黒田アーサー サヘル・ローズ 藤木直人 
演奏_三浦一馬(バンドネオン) 西谷牧人(チェロ) 岩代太郎(ピアノ) 

主催_読売新聞社 ぴあ tsp 制作:tsp
SCHEDULE & TICKETスケジュール&チケット
公演日程:2022年12月15日(木)〜24日(土)  
会場:よみうり大手町ホール(東京メトロ・都営地下鉄「大手町駅」C3出口直結)
チケット料金(全席指定税込):9,500円  
チケット一般発売:2022年10月16日(日)
上演時間:125分(途中休憩15分含む)予定

12/15(木)12/16(金)12/17(土)12/18(日)12/19(月)12/20(火)12/21(水)12/22(木)12/23(金)12/24(土)
13:3012:3012:30 休演13:3013:3013:3012:30
18:30 17:30 18:30休演18:30 18:30


チケット取扱:
【チケットぴあ】https://w.pia.jp/t/sougeki/
【ローソンチケット】https://l-tike.com/sougeki/
【イープラス】https://eplus.jp/sougeki/
※開場は開演の30分前となります。
※未就学児入場不可。
※チケットはお一人様一枚必要です。
※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。
※やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。
※車椅子でご来場のお客様はあらかじめチケットをご購入の上、公演日前日までにチケットに関するお問い合わせまでメールにてご連絡ください。ご観劇日当日、係員が車いすスペースまでご案内させていただきます。
また、車いすスペースには限りがございますため、ご購入のお座席でご観劇いただく場合もございます。あらかじめご了承ください。
※開場/開演時間は変更になる可能性がございます。
※公演中止の場合を除き、お客様の体調不良および新型コロナウイルス感染によるチケットの払い戻しは致しません。チケットご購入の際には、ご自身の体調や環境をふまえご判断くださいますようお願いいたします。
※本公演購入時にご登録の氏名、緊急連絡先等は、万が一来場者から新型コロナウイルス感染者が発生した場合など、必要に応じて保健所等の公的機関へ提供させていただく場合がございます。

奏劇 vol.2「Trio ~君の音が聴こえる」ご来場予定のお客様へのご案内
〜新型コロナウィルス感染予防対策についての主催の取組みと注意事項


奏劇vol.2 「Trio ~君の音が聴こえる」当日券の販売について

チケットに関するお問合せ:チケットぴあ live_info@pia.co.jp
公演に関するお問合せ:tsp Inc.  contact@tspnet.co.jp
※上記お問合せの際、メールの件名に必ず「奏劇」とご記入下さい。
ARCHIVE過去の上演記録

奏劇vol.1 「ライフ・コンチェルト _ある教誨師の物語〜死刑執行までのカウントダウン」
【日程】 2018年8月29日(水)~2018年9月3日(月)
【会場】 紀伊國屋ホール
【企画・原作・音楽】 岩代太郎 【脚本】 土城温美 【演出】 深作健太
【出演】 國村隼 高田翔 黒川智花 大森博史 長谷川京子
【語り(日替わり)】 染谷俊之 伊東健人 石川界人
【演奏】 指揮・ピアノ:岩代太郎 東京フィルハーモニー交響楽団のメンバーによる弦楽四重奏団

公式HP http://sougeki.com
FLYERチラシ
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Photo by Akihito Abe

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