2023

tsp NextStage

これだけはわかってる
これだけはわかってる
次なる演劇界を担う演出家が
実力俳優と若き俳優たちで紡ぎ出す「家族の物語」


2021年12月、下北沢の東演パラータでスタートした「tsp NextStage」は、優れた翻訳戯曲の『ダブリンキャロル』と実力派俳優・首藤康之、山下リオ、小日向星一により、次世代を担うと期待される演出家・荒井遼を、作品とともにプロデュースいたしました。これに続く第二弾として、2023年6月30日(金)から7月9日(日)まで、東京芸術劇場シアターウエストにて、再び荒井遼演出公演をプロデュースいたします。本作品は出演・南果歩、栗原英雄、山下リオ、市川知宏、入江甚儀、山口まゆによる、「家族の物語」です。
家族同士のコミュニケーションの難しさ、それぞれの思い、両親の理解の範囲と、それを超える子供たちの考え、そして父親や母親の考え。みなが交差しぶつかり合いながら、お互いが成長してゆきます。日頃伝えられていないこと、伝えなくてはならなかったこと、誰もが心のどこかに一度は抱えた「痛み」を思い出さずにはいられない、私たちの心に深く刺さる名戯曲です。この優れた戯曲の母親役に南果歩、父親役は栗原英雄という実力派俳優を迎えます。南は俳優活動を海外へも拡げ、その才能は俳優業のみならず執筆活動にも意欲的に取り組んでいます。そして栗原英雄は昨年の⼤河ドラマ『鎌倉殿の 13 ⼈』で⼤江広元役を演じきり、映像においてもその存在感を知らしめました。また荒井遼演出作品2本⽬となる長女役の山下リオは南果歩との親⼦役は2度⽬。母親との難しい間柄をどう見せるか、が楽しみです。公演初日の6月30日に俳優デビュー15年目に突入する市川知宏、デビュー15周年の入江甚儀という同じ事務所の先輩・後輩が「15」という節目に兄弟役を演じるのも興味が尽きません。そして、今回初舞台となる山口まゆが年のやや離れた妹・末娘役に挑みます。フレッシュさいっぱいで、今後ますます女優活動に期待を集める彼女の大きなステップになるでしょう。
こうしたキャスト陣を荒井がどのように演出をおこなってゆくのか。注目いただきたいと思います。
ある家族の1年を、季節とともに移りゆく時間と人生の機微を繊細に描いた珠玉の戯曲『これだけはわかってる Thing I know To be True』、ご期待ください。

CAST & CREATIVE

作_アンドリュー・ボヴェル 翻訳_広田敦郎 演出_荒井遼
美術 _牧野紗也子 衣裳_ゴウダアツコ 照明_榊󠄀美香 音響_森谷公一 ヘアメイク_山本絵理子 ステージング_王下貴司 舞台監督_深瀬元喜
※ 榊󠄀は、きへんに「神」

出演者_南果歩 栗原英雄 山下リオ 市川知宏 入江甚儀  山口まゆ

主催製作_tsp Inc.

SCHEDULE

公演日程_2023年6月30日(金)〜7月9日(日)
会場_東京芸術劇場シアターウエスト

PHOTO & MOVIE

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