１９世紀末から２０世紀のフランスパリを舞台に、芸術家たちの葛藤を描いた『扉をあけるその先に～～北斎からドビュッシーまで、響く波の広がり～』公演は7月17日（日）に全公演を無事終了いたしました。声の優れた俳優が演じるマネ、ドビュッシーそしてマラルメ。彼らが自分自身の表現を求め、苦悩しながら、自らの「芸術」を手に入れようとする物語と同時に、彼らに大きな影響を与えた葛飾北斎の浮世絵・富嶽三十六景の「神奈川沖浪裏」が、この２１世紀にその伝統と技術を継承する江戸版画摺師によって舞台上で皆様の眼前で刷りあがっていく舞台、みなさまお楽しみいただけましたでしょうか？

この物語に登場する作曲家ドビュッシーが交響詩「海」の初版譜面の表紙に使用した<LA MER>は北斎の富嶽三十六景にインスパイアされてデザインされました。その表紙 をモチーフにした素敵な公式グッズの通販サイトがオープンしました。

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